日記

自分が聞いている声は自分にしか聞こえない

皆さんは自分の声が好きですか?

私は結構自分の声が好きです。

はっきりしていて、よく聞こえる声だなって思っています。

教師や人前に立つ仕事によく向いている声だと、恥ずかしながら自負しています。

でも、自分の声を録音すると、全く別の声に聞こえませんか?

今日は、声について考えていきたいと思います。

そもそも何で聞こえる声が違うの?

理由は解明されていて、相手は、空気振動だけで聞いているけど、声を出している人は、空気振動にプラスして骨伝導でも聞いているから。

だから、違う声が聞こえているんだそうです。

骨伝導で聞いているってことは、体に反響して声が更によく聞こえてるってことですよね。

私の声を録音すると、周りの人たちはこれはあなたの声よって言いますよね?

でも、自分ではなかなか納得できない。

何なら、もっといい声で話しているはず!!

こんな少し高めのネチネチした感じの声じゃないはず。

これはつまり、自分の体の中で声が反響して、私自身はもっといい声を聞いているってことです。

だから、自分の声を録音すると本当にがっかりします。

自分が聞いている声を誰かに聞かせることはできるの?

これは、現時点では無理なんだそうです。

私はこれを大学生の時から、まあ、20年以上考えているのですが、どうにかして自分の聞いている声を周りの人にも知ってもらいたい。

でも、それはできない。そして、私は研究者でもないから、それをどうにか発明したいって気も起こらない。笑

つまり、自分が聞いている声は、誰にも聞かせることができない。

これって、本当に神秘的ですよね。

なんか、人が抱えている悩みなんかも同じなんじゃないかと思えてきます。

悩みも同じ

私たちが毎日悩んでいることも、私が聞いている声と同じで、他の人に分かってもらうなんて到底無理なんじゃないかと最近思います。

話せば分かってもらえるよ。相談したほうがいいよ。と皆さんは思うかもしれません。

確かに、話せば理解はしてもらえるでしょう。でも本当の意味での共感はしてもらえないんじゃないでしょうか。

私は、嫌なことがあったらすぐに人に話すタイプです。

さっきも友達からどうやってストレス解消してる?って聞かれたんですけど、私ってストレス溜まっているのかしら?

ストレス溜まったから何かしようって考えになったことがあるかしら?と考えてみました。

答えは、NO.笑。

それがなぜかと考えてみると、嫌なことがあったらすぐに吐き出すから。

でもそれに対して答えを言って欲しいわけじゃないんです。ただ、聞いて欲しいだけ。

で、聞いてもらえたらスッキリ。

理解して欲しいわけでもないし、どうせ話しても、本当に分かってもらうことは無理。

それは自分の声と同じ。

だから、悩んでてもしょうがないって思えてきませんか?

前に進めない、困ったぞ!っていう人たちは世の中にたくさんいると思うんです。

私も同じ。無職になって、「さあ、何だか困った感じになっているかも。迷走しているかも。」と、最近は不安になることが多いです。

でも、この気持ちはきっと誰にも理解してもらえない。それなら何でもいいからやってみる。

これしかないんじゃないかって最近思います。

43歳になって怒られたって、注意されたっていいじゃない。

でも、怒られ慣れていない私は、たとえネット上のやり取りでも結構落ち込んでしまいます。

それでも、てへぺろぺろって感じでむくっと起き上がる。

だって、そこから新しいことが学べるんだから。

今日はこんなことを考えたりしていました。

またまた支離滅裂な話になってしまいましたね。

今日の、私のダラダラ不思議日記でした。

  • この記事を書いた人

とめ

日本語教師歴20年。 メキシコ滞在10年を経て、日本に帰国。 福岡を経由して、現在は東京で活動中。

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